概要
専攻医プログラムを終了することで
日本専門医機構認定整形外科専門医を取得することが出来ますが、
四肢・脊椎という体の大部分を扱う整形外科は各分野ごとの専門性が非常に高く、
専門医取得の時点では、各分野のスペシャリティーとしてはまだまだ不十分であると思います。
慶應義塾大学整形外科学教室では、
さらに専門性を高めたい整形外科専門医の先生方を受け入れることが可能です。
診療班の紹介
診療班 | 特徴 |
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脊椎・脊髄 | 脊椎・脊髄班グループでは、日本で脊椎脊髄専門医・指導医が最も多く在籍する診療班の一つになります。 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの加齢性疾患から脊柱側弯症、脊髄腫瘍、椎体腫瘍や靱帯骨化症などの難治性疾患を含め、あらゆる脊椎疾患の治療に対応しており年間手術数は、564件(2019年)を超えております。 ・日本脊椎脊髄病学会認定施設(17) |
上肢・手 | 上肢班グループは、手・肘関節3名、肩関節1名のエキスパートが専門性の高い診療を行っています。 これらの運動器は四肢の中でも非常に大切な役割を担っております。 痛みをとるだけでなく、動きも必要とされる関節で、機能がとても複雑であるため、その診断や治療には専門的な知識と経験が必要となります。 ・日本手外科学会認定施設(13) ・日本リウマチ学会認定施設(11) |
下肢 | 下肢関節グループは、膝関節3名、股関節2名、外傷1名のエキスパートが専門性の高い診療を行っています。 変形性関節症や骨壊死などの変性疾患から、スポーツ外傷まで多くの手術経験と人工股関節置換術では筋肉を切らない最小侵襲手術を採用し、以前手術した人工股関節のゆるみ、破損、周辺の骨折に対しては症例に応じて骨接合術や人工股関節再置換術を行っています。 ・日本股関節学会認定施設(3) ・日本リウマチ学会認定施設(11) |
骨・軟部腫瘍 | 骨・軟部腫瘍、骨転移診療全般を行います。 標準治療を遵守しつつ、患者様ご本人やご家族と寄り添い、そしてがんの治療に関わる先生方とたくさんお話をしながら、患者さんご自身の生活を支える「歩く」「移動する」という能力を維持するために、ひとりひとりの患者様にとって最適最良な治療を探して最も良い方法が何かを考えていくお手伝いをさせていただきたいと考えております。 ・日本がん治療認定医機構認定施設(32) |
・日本リハビリテーション医学会認定施設(17) |
脊椎脊髄外科専門医、手外科専門医など、subspecialty 領域の研修にご興味のある先生は問い合わせフォームよりご連絡ください。