H・N
平成26年北里大学卒業
生活の質を向上する上で運動器の機能を維持するという事がいかに大切であるか。その機能の維持・回復に力添えをする事ができ、患者さんが治療効果を実感するのを身近で一緒に喜ぶことができるのが整形外科だと私は思っています。
それが私が整形外科医を志した理由です。
私は初期臨床研修の1年目を川崎市立川崎病院、2年目を慶應義塾大学病院で行いました。
大学病院で整形外科の研修をさせて頂き、教授お二方や多くの先生方の熱意に触れ、トップレベルの臨床・研究が行われているこの教室に魅力を感じました。
また教室が大きいため、先生方の活躍は幅広く様々であり、整形外科医としての進路が多岐に広がっていると実感しました。
そして、教室の明るく溶け込みやすい雰囲気にも後押しされ、慶應義塾大学整形外科学教室への入局を決めました。
働き始めて実感したのは、教室の教育体制が充実している事です。臨床や研究で本当に忙しいにも関わらず、スタッフ、チーフの先生方が基礎から熱心に指導して下さいます。
また、モーニングカンファレンス、臨床カンファレンスと、私達レジデントのための教育、発表の場が与えられていて、とても勉強になります。トップレベルの医療をリードしていく先生方のもとで、基礎から学んでいくことができ、とても贅沢で充実した毎日を過ごしています。
また、女医が少ないイメージの科ですが、女医だから辛いと感じたことはありませんし、女医だからこそ目指せる整形外科医像があるのではと感じながら研修しています。