東京と慶應に縁もゆかりもない僕が
慶大整形に魅了された理由

専攻医1〜3年目の経歴

・1年目:慶應義塾大学病院
・2年目:永寿総合病院
     一般的な、必須の外傷をたくさん経験しました。
・3年目:済生会宇都宮病院
     3次救急として重症外傷などを学びました。
・4年目:現在、都内の関連病院にて幅広い疾患を経験しています。

なぜ整形外科を選ばれたのですか?

大学時代にラグビーをしていて、自然と整形外科を志すようになりました。

なぜ慶應を選ばれたのですか?

病院見学をして衝撃を受けたからです!

私は名古屋出身で、出身大学・初期研修も大阪と、
東京には縁もゆかりもありませんでした。
しかし、大学時代に結婚し子供が生まれ、
妻の実家がある東京で暮らすのが良いのではと考えるようになりました。
また、一度は東京で揉まれたいという思いもあり、
慶大整形へ病院見学に行きました。

その時、
「慶應はあらゆる分野において先導者で、
将来どのような夢を持って、どのようなことをしたいと思っても、
それを実現させるだけの指導者とサポート体制が整っている」
という点に強く心を打たれました。

整形外科医になるなら、臨床医としても、研究者としても、
様々な面から世の中に貢献したいと思っていたので、
帰りの電車ですぐに「慶大整形に入りたい」と連絡をしました。
それほどすごく衝撃的でした。

実際の研修を経て、慶大整形の魅力をどこに感じていますか?

【様々な疾患を経験できる】
関連病院が多く症例数も全国トップクラスのため、
症例経験の豊富さは群を抜いていると思います。

大学病院では、各臨床班を3〜4週間ずつローテーションします。
また、整形外科以外の救急科や麻酔科など、他の科を回る機会もあります。
整形外科だけを回っているとどうしても学び切れない分野に触れる機会もあり、
視野が広がるチャンスだと感じました。

【4年間のローテーションがあらかじめ決まっている】
私の場合は事前に宇都宮勤務がわかっていたため、
家族と事前に調整することができました。

【研究指導が手厚い】
専攻医にはネーベンテーマという学会発表と論文作成の場が与えられます。
私は専攻医1年目の大学勤務中に、
秋田県での学会発表と英語論文の作成を行いました。
スライド作成も含めて基礎の基礎から丁寧に教えていただきとても勉強になりました。
また、指導医の先生との食事会がとても楽しかった思い出があります。
憧れの先生がプライベートではとても和やかですごく感じの良い方々ばかりでした。

【教育体制が整っている】
大学病院では「モーニングカンファレンス」が毎週水曜日行われています。
月に1回程度各科からのレクチャーがあり、
整形外科医として求められる基本的な内容を丁寧に教えてくださいます。
また、自分が経験した症例について、上級位指導のもと症例発表する機会があります。
英語でのスライド作成ですが、
大学でしか経験できない症例について深く学べることもあり、
とてもいい勉強になると思います。

研修が始まった当初、不安はありましたか?

唯一、他大学出身というところは少し不安でした。
結論、差別や区別は一切なく、みんな平等です。
私の同期にも他大学の出身者がたくさんいますが、
出身大学による対応の違いなどはなく、驚くほど分け隔てがありません。
みんなモチベーションが高く、
定期的に連絡を取って今も切磋琢磨しながら成長しています。

研修先を検討している先生にメッセージを

慶大整形には、毎年、北海道から九州、沖縄まで、
日本全国から先生が研修医が集まっています。
まさにそれが、慶大整形の素晴らしさを物語っているのではないでしょうか。

この3年余り、本当に学びの多い、とても充実した日々を過ごしてきました。
慶應を選んで、本当に良かったと心から思っています。
このプログラムに参加して、私は一度も後悔したことはありません。

皆さんと一緒に働ける日を、心よりお待ちしています。

最後に、慶應を選んだデメリットはありましたか?

強いていうなら、東京なので家賃が高いということくらいでしょうか・・・笑